甲州街道 その2

 甲州街道の二日目は

 新宿駅からスタートします
 前回 最後に見た通りを進みます
 20号線と離れた道も 僅かな距離です

 西新宿辺りで 20号線に戻ります

 暫くは 20号線に沿って歩きます
 西新宿を過ぎると

 オペラシティと新国立劇場があります
 古い遺構などが殆どない 都会の旧街道

 何とか古いものを探しながら歩きます
 吉田屋提灯店です

 街道筋なので古くからのお店と思いましたが

 創業は 明治26年だそう

 まあ十分古いですがね・・・
 次は 玉川上水の暗渠部分です

 玉川上水は江戸時代の作

 とは言ってもただの流れですからねェ
 洒落た祠ですが 地蔵堂です

 周囲の石碑は古い物のようです
 代打橋近くに玉川上水の露出部が

 流れていました

 しばらく行くと

 大原交差点で環七を渡ります
 続いて 松原交差点で井の頭通りを

 横切ります
 周りはビルと車だけなので

 道路標示を写します
 井の頭線の明大前駅

 電車が通りかかったので 一撮
 築地本願寺和田堀廟所 だと思います

 通りの向こうに渡るのが面倒臭かったため

 後で地図を見ながら 当てずっぽです
 せめて地名に昔の名残が無いかと

 見回していたら バス停に 火見櫓

 と ありました

 辺りを見回しても 火の見櫓なんか

 見えませんでした
 日本橋から 17㎞地点

 少し先の高磯交差点で

 環八を渡ります
 環八を渡ってすぐに

 旧道へと分かれます
 左方面が旧道です
 旧道は片側1車線で

 車通りも少ないです

 ここは芦花公園辺りです
 烏山下宿広場とあるので

 烏山下宿があったと思われます
 古い造りの商店のようです

 宿場であったかも知れません

 でも明治か大正時代の可能性も

 否定できません
 旧道をしばらく歩くと

 中宿のバス停がありました

 烏山中宿だと思いますが

 その先に下宿と名の付く所は

 ありませんでした

 (気が付かなかっただけかも)
 道路脇には 旧甲州街道の

 道路標示が在ります
 この先 いろいろなところで

 このような道路表示を目にしますが

 それは先に行って報告します
 旧街道を暫く歩くと

 給田郵便局が在りますが

 この辺は昔から きゅうでん と

 呼ばれた地域だそうです

 
 やがて旧道は 大川橋で仙川を越えます

 向こうの橋は20号線の橋です
 仙川三叉路交差点で

 旧道と20号線が合流します
 大慈山昌翁寺 古そうなお寺なので

 撮ってみましたが

 江戸時代に仙川の領主が建立したらしい

 ともかく古いお寺のようです
 
  甲州街道 国道20号線の両脇は

 ケヤキの並木が表れてきました
   暫くすると 再び旧道に分かれます 
   如何にも旧道と言えそうな景色ですが

 あんまり長い距離ではなく

 直ぐに20号線に戻ってしまいます 
 
 そこに表れたのは 真っ赤な山門

 金龍寺です

 国道から引っ込んだところにあったので

 望遠でアップして撮りました
   後で調べたら やはり古いお寺で

 五百羅漢なんかもあるそうです
   野川の馬橋を渡ります

 武蔵野の川の野川

 歴史も古いでしょう



 その先で 再び旧道に分かれます
 
 旧道を調布市外へと向かいます

 この先は布田五ヶ宿といわれる

 宿場が続きます
   野川を越えて 京王線は地下に入ります

 調布駅の分岐をスムースにするためです
   なおも歴史の遺構を探しながら

 旧街道を進みます
 
 何かの石碑

 曰く因縁が書かれていないので

 何だか解りませんが

 古そうなので撮り置きました
   続いて 古民家風の家

 ただ古いだけで 何のいわれもなさそうです

 市指定有形文化財かも知れません

 何れにしても判りません
 圓福寺 石碑や六地蔵は古るそうですが

 本堂が近代的なので違和感があります
 続いて常性寺 このお寺は

 成田山調布不動尊と同居しています
 陽は西に傾き 正面から陽が当たるので

 西に向かって歩く身には

 堪え始めてきました
   そろそろ調布にたどり着きたいものです



 蓮慶寺 良く判りませんが

 山門の扉に葵の紋が印されてあったのは

 どういった経緯でしょうか
 
 NETで調べてみると

 北条氏時代からのお寺のようです
 いよいよ今回の旅も終盤

 調布駅北口交差点を左折して

 調布駅に到着
   今日の行程は約15,5㎞

 普段のトレーニングが疎遠になっているので

 もう ボロボロです