日光街道を往く その弐

   日光街道徒歩の旅

第2ステージは 草加宿から

旅立ちます

 
 駅前の東屋には

草加せんべいを焼いている

お姉さんの 銅像がありました
  宿場の通りに出て

北に向かいます 
  しばらく進むと

古い商家や

日光道の道標も

あります 
 
 また 草加ということで

名物 草加せんべいの

お店も点在しています
   店先には 大きな

草加せんべいのオブジェ

画面の左上方です
   これも古い建物

何やら情報発信の場か

集会場のような

使い方をしているようでした
 
草加宿を出るとおせん公園

つまり 草加せんべい

発祥の地をアピール

している 公園です 
   手焼きせんべいの

実演販売をしているお店

中を写させてもらいましたが

ガラスが邪魔して

中の様子が良く判りません
   その先は 草加松原

草加唯一の名勝です



松原というと

海辺の印象がありますが

ここは 奥州・日光街道

松尾芭蕉の像もありました
 
 道路を横切る 跨道橋

(百代橋・矢立橋)

昔は こんなものは

無かったと思いますが

一見木造風に作ってあるのは

景観を
損ねないための

配慮だと思います
  草加松原は

江戸時代から千本松原

とも呼ばれ その歴史も

古いようです
  街道に沿って流れる河川は

綾瀬川です 


静かな流れが続いていました
 
 木々が茂った場所が

蒲生の一里塚

日本橋から

五つ目の一里塚です
   ここまで 四つの一里塚が

あったはずですが

気が付かなかったということは

残っていなかったようです
  木々に囲まれた一里塚は

涼しく 旅人を癒してくれます 
 
 いつまでも涼んでは

いられないので

旧街道を進みます
   関所のような門構えは

清蔵院 古いお寺です

山門には左甚五郎が

作ったと言われる

龍の彫り物がありました
   龍の彫り物が

金網で囲われているのは

夜な夜な 山門を

抜け出して 田畑を荒らしたから

だと言われているようです
 
さらに進むと

武蔵野線の鉄橋が見えてきます

そして 南越谷の街に入ります

つまり 越谷宿です 
  駅前では 阿波踊りの

告知をしていました

関東地方の阿波踊りでは

かなり有名なようです 
   さらに進むと

照蓮院 があります

ここも古いお寺


 
 この先から

越谷宿の旧道へ入ります
  熱い日差しの下

街道を歩く人は

ほとんどいません
  ここにも古い建物が

数多く残っていました

まあ 補修はしているはず

ですが・・・ 
 
 そろそろ

お腹も空いてきたので

昼食にします
   北越谷駅前の

食堂で 食事

もちろん ビールは

欠かせません
   食後は またしても

炎天下へ

涼しそうな木陰を見つけたので

立ち寄りました


 
 香取神社の境内に入ると

確かに涼しく 

心地よいのですが
  神殿前には 力石 

何かの神事に使われるようですが

普段は一般に開放されています

持ち上げてみようと 試しましたが

腰に電気が走ったので

無理をするのは 止めておきました
  宮内省埼玉鴨場

厳重な門構えです

中の様子は

一切判りません
 
 
その後 春日部市へ

街道は 進みます
  そして 大枝香取神社

神仏分離で貧相ですが

隣のお寺は 立派でした 
   国道4号線は

東武野田線の高架を潜り

春日部の中心街へ向かいます
 
ずいぶん歩いたようですが

日本橋から まだまだ

35Kmしか 来ていません 
   粕壁宿の入口にある

東陽時 ここも近代的ですが

由緒あるお寺のようです
   粕壁の 宿場通り

近来の建物ですが

電柱や電線が無いのは

すっきりしています


 
東武スカイツリー線の

駅前を真直ぐ進むと

大落古利根川




 
古い商家は

漆喰壁の土蔵造り

なかなか風情があります
 
 そして今日の旅は

ここ 春日部駅で終点

ビールを呑みながら

帰路につきます

 
 粕壁が 春日部になったのは

いろいろ説があるようですが

ここでは 解説を控えます



めんどくさいので・・・