日光街道を往く その参

今回の日光道は 春日部駅から

歩き始めます 

ここは クレヨンしんちゃんの町

いろいろな所にしんちゃんが居ました
 
前回の街道歩きから半年以上経っており

続きを歩き始めるのには

少々 予習が足らないようでしたが

まあ 勝手に歩き始めます
  現在 春日部と呼ばれていますが

その昔は 粕壁 と言われていたようです

そして ここにも 粕壁宿の看板が・・・
 
さて 町並みを離れ 街道を進みます

連休中のため 人が少なく

閑散としています
  過疎化が進んでいると言えば

それまでですが

客寄せの目玉が無いのも原因です
  しばらく歩くと

小渕の一里塚

10番目の一里塚です

未だ40Kmしか来ていません

もっと歩いたように思います

もう一つは 追分の道標です
4号線に出ると 直ぐ杉戸町に入ります

その先の道路際に

ナンやらオブジェが置かれていました
  まあるい(球形の石像のようです)

良く見ると 地球儀のようになっています
           それは 杉戸市が 北緯35度線の

下にあることをアピールしているようです

中国の青島も同じ緯度のようです
 
しばらく 飽きるほど 4号線を

北上すると やがて旧道への

分岐点に差し掛かります
  もちろん 旧道へ歩を進めます

やがて 九品寺にある庚申塔を

見ることが出来ます
  右 日光道などと彫られているのは

道標の役目もしていたと思います

何かがあって 寺の敷地にあるようです
 
次は 馬頭院観音寺

まあ 弘法大師様が立ち寄った

 らしいことが書かれていました
  さらに進むと 小さな酒屋

居酒屋?と思って良く見ると

ただの酒屋さんでした

もちろん 立ち寄っていはいません
  次は 三本木一里塚です

これは 塚の名残も無く

市の説明看板のみ

民家の脇に立てられていました

元の塚は 無くなってしまったようです
 
これはお寺の境内にある 庚申塔

道標の役目もあるようです

信仰と実益を兼ね備えていたため

今に残されたのではないかと思います
  杉戸の町並みを進むと

杉戸宿という清酒を造っている

関口酒造があります

連休で操業を休んでいるのか

ここでは 醸造をしなくなったのか

表戸は閉められていました 
  近津神社 神殿が消失したようで

再建の寄付を募っていました
  
次に遭遇したのは 巴湯

実に貧相なつくりの風呂屋です

隙間だらけで 覗き見自由?


それより客は来るのか?

心配です
  本陣跡交差点 

本陣跡の跡形もありません
古い 昔の民家も

いろいろなところで残っています

代表で 1軒 取り上げます
 
宝性院は 奥の細道関東33ヶ寺

奥の細道関東33ヶ寺

のお寺というのは 初めてです

他にも あるようなので

調べてみましょう
  もちろん 境内には石塔が

馬頭観世音と日光道の道標が

何で一つ? でお寺の境内?

たぶん いろいろあったと思います
  やがて 道は 幸手市に入り

再び 旧道へと入ります
 
鷹尾山神宮寺 です

昔は この一帯全て

寺地だったようです
  しかし 今は無住のような

佇まいでした
  市内に入ると

4号線と合流します

広いバイパスは

町の外側を通っています
 
神明神社 別名 螺不動

神仏混合の時代の名残と

思われます

ご利益は 良く判りません
  問屋場跡のプレートが

小さな公園の片隅にありました

今の時代には 何の検証も出来ず

何の物証も無いようです 
   幸手の市街は 日光道の掲示と

らき☆すた の幟が出ていました
 
街外れにある 聖福寺

ナンやら曰くがある寺のようでした

詳細は 調べていません
  S字カーブを左に入ると

正福寺 先の寺と呼び方は一緒

でも こちらの境内には

日光道の石塔がありました
  まあ 街道脇の石塔を

民間が処分するのではなく

寺に置いたことが

保存に繋がった と思います
      
らき☆すた と言っても

私のようなおぢさんには

良く解りませんが

有名な コミックとアニメのようで

この町は 聖地となっているようです

もちろん詳細は分りません
    またしても 日光道は

4号線と合流

右方を見ると 緑に包まれた

土手を発見

これが 権現堂か? と寄り道
  確かに見事な桜堤

これは 桜のシーズンに

1回 来なくてはなりません

他にも アジサイや

水仙 彼岸花など

季節に合わせた 花を

見せているようです
     
権現堂を 過ぎると

直ぐに 東京から50Kmの 表示

未だこんなもんか と

少々ガッカリしました
  再び 側道に入ると

追分の道標

右に行くと つくば道

のようです
  街道際の田んぼは

既に 田植えを終わっていました
 
最後も 一里塚

何処何処の一里塚 かの

表示は ありませんでしたが

周囲は 往時を再現しているようです
  ゴールは 南栗橋駅

田舎駅のため 周囲には何も無く

いつものお約束は

出来ませんでした
 




今日は なんて日だ!!