もはや散歩と言うには・・・                                                       

新 緑 の 子 の 権 現

秩父市 羊山公園の

芝桜を見た帰り

まだ時間がたっぷりあるので

「子の権現」に 行ってみることに

しました
  スタートは

  西武秩父線の吾野駅

  駅を出て関東ふれあいの道

  道標を目標に歩きます
  国道299号線に

  子ノ山登山道の

  道標が見えたら

  御嶽山神社の

  横の道を登ります


途中には 岩ヒバ自生地とか

築 350年の農家とか・・・

この家は 秩父事件に加担した

農民が逃げ隠れていたと

書いてありました
  途中の湧き水を味わい

坂道を登ること 約40分

浅見茶屋を過ぎると

いよいよ山道に差し掛かります
浅見茶屋には 手打ちうどんが名物

と 書いてありましたが 自称ではね
舗装された坂道をはずれ

山道が始まります

橋の向こうから先が聖域

神聖な霊気が漂って来ます

丸太の階段や

登山道に張り出した

木の根を足がかりに

登ること約30分

山のてっぺんの

「子の権現」が近づいてきました
山頂は聖域のため

もちろん 車なんかでは

来ることが出来ない



そう思って登りつめると


(途中のフォトが少ないのは余裕なし)
なんじゃ こりゃぁー

車道があるじゃねぇか!


何のため 汗水たらして

苦労して登って来たと思ってんだ!


でも バスがあるわけじゃなし

自家用車で来るしかないのだ



まっ 気を取り直して

「子の権現」をお参りしましょうかね
右は 「子の権現」 天竜寺の

略縁起です
当山は、延期 11年( 911年) 6月13日、初めてこの地に子ノ聖( ねのひじり )が十一面観音像をお祀りし、天龍寺を創建されたことに始まります。その後、長和元年( 1012 )に 恵聖上人( えんしょうしょうにん )が子ノ聖を大権現と崇め子ノ聖大権現社を健立されました。子ノ聖は生来才智するどく仏教に通じ、生まれたときが子年子月子日子刻であったため、人々に子ノ聖と呼ばれておりました。子ノ聖は、当地を終焉の地として参られ、その祭「我、化縁につきぬれば寂光の本土に帰るべし。然れども、この山に跡を垂れて永く衆正を守らん。我登山のおり、魔火のため腰と足を傷め悩めることあり。故に腰より下を病める者、一心に祈らば、その験を得せしめん。」と誓いをたてられました。以来、足腰守護の神仏として信仰されています。
山道を登り詰め 振り返ると

新緑の山々が遠望できます
 あーぁ

 くたびれた

樹齢八百年といわれる二本杉
埼玉県の指定天然記念物です
いよいよ 山道を終え

参道へ向かいます

みやげ物屋 3〜4軒

の先に 鳥居?が

昔は神仏混合信仰

だったから 有りでしょう


次が山門

山腹の参道は狭いため

山門には仁王像が入らず

奥のほうに建立されてます

しかし デカイ(汗)


視界が広がると

茅葺の庫裏(寺務所)が望めます



庫裏の手前を右のほうに回り込むと

本堂があります


「子の権現」は

足腰の守護とあるため

でっかい下駄と草鞋が

奉納されていました



あしの守護から おあし

つまり金運にも良いようです


本堂は庫裏と比べ

近代的な造りです

思った以上に立派でした




もちろん金運隆盛

を願ってお参り
 今回のでじかめ散歩は 散歩と呼ぶにはあまりにもハードでした

 でじかめ遠足でしたかねぇ  しかし最近は神社仏閣探訪が多くなったようだ