明治神宮モノクロ風景

週末 ターミナル駅で スキー板を担いでいる若者を見ても 

最近は 羨ましいとか 俺も行きたいとか 思わなくなったのは 

明らかに 歳のなせる業 と考えていましたが

珍しく 都心で雪が 積もるほど 降ったりすると

 そわそわして

 休日出勤のついでに

 明治神宮まで 雪を見に 

 出かけてしまいました
 昼間もガンガン 降り続く雪は

 地面を覆うくらいに積もり

 わずかに人通りのある

 道路を除いては いわば

 白銀の世界
 遠く NTTビルも

 降りしきる雪に煙っています

 これくらいの雪なんか

 目じゃない! と

 いつものように

 スニーカーを履いて

 歩いています
 歩き続けると

 次第に 上半身は

 ホカホカ 暖かくなってきますが

 反面 靴の中は 冷た〜く

 なってきました
 私と同じように

 カメラ片手に 雪景色を

 撮りに来た人もいるようですが

 しっかり ゴム長を

 装備していました
 こんなところでは

 ノルディックスキーが出来そうだ

 と 思っていたら 明らかに

 距離スキーで滑った跡が

 見られました 

 今度 来てみよ(いつになるか?)
 寶物殿 もありましたが

 難しい字を使っているせいか

 拝観料 500円も取るようで

 パ〜ス
 ここでは なにやら

 特別展をやっていたようですが

 興味が無いので 

 先を急ぎます
 デジフォトが白黒に見えますが

 実は カラーなのです

 この辺には いくつかの

 雪だるまが出来ていました

 寒い中

 パパさんは 大変だ
 木の枝に積もった雪は

 白と黒のコントラストを

 きれいなオブジェとして

 見せてくれます
 そういえば

 何年か前の でじかめ散歩にも

 雪の中の散歩が あったっけ 
 都会独特の 湿った雪は

 止む様子も見せず

 木の枝に 重くのしかかります
 途中 長い棒を持った

 職員が 歩いていました

 この人は 枝が折れないよう

 積もった雪を 落とす係りの

 人のようです
でも 全部の木の雪を

降ろさないところを見ると

価値のある木しか

やらないようです
 なおも歩き続けると


 湿った靴の冷たさが


 だんだん上のほうに


 昇ってきます
 雪も小降りになってきましたが

 反面 寒さが増して来たようなので

 そろそろ 帰路につこうと 思っても

 出口は未だ先の方にあります 
やっぱり

おやぢは こんな日 

コタツの中で

一杯やっているのが

お似合いさ
 大きな鳥居をくぐり

 極寒の地から 

 無事に戻ってきました

 が 人里も 

 雪化粧した 風景でした
あっ!!  お約束を

 忘れたぁ



いそいでかえろ っと