ハイブリッド車両就航記念 ほとんど下車の旅

灼 熱 の 小 海 線

今日も 影が濃い

と 言うことは

今日も 暑い日になりそう
 またぞろ 宿から

 愛車で ダウンヒル
 甲斐駒も夏の装い

 入り口の噴水は

 いつ見ても 趣味が悪い
坂のアスファルトに映った影も

強いコントラストを 見せます
坂を 下りきると

最近出来た 美術館があります

あのシルクロードを描いた

平山郁夫画伯の 美術館です
 そのほとんど 隣に

 甲斐小泉の駅があります

 もちろん 無人駅です

 夏でも
駅を出ると いきなり

28℃のモニター

さすがに高原

同じように暑くても

平地より10℃も涼しいです
 甲斐小泉の駅は

 誰もいません
いきなり接近してきたのは

ハイブリッド車両
 静かに 走りぬけていきました
 小海線の鉄路に沿って

 道を進みます



 藤あや子のお店

 「ぎゃらりい彩」

 最近出来たようです
 ここは 甲斐大泉の駅

 夏場は有人の駅になります

 駅前の百貨店 何でもあるようです
北杜八ヶ岳高原道路の高原大橋を

遠望します 
 谷間から 高原へ

 上りつめたところは

 清里です
 町並みは やはり 竹下通り風

 写真では車が渋滞していますが

 人もたくさん出ていました
バスセンターには

観光 レトロバスも

ありました
 駅も大分前に きれいに

 リニューアルされています 
 ホームが閑散としているので

 列車が来る時間ではないようです
ホームの片隅には おぎのやさん

あの釜めしで有名な駅弁屋さんです

横川駅が廃線になっても

したたかに営業しています
 軒先の黒い点々は

 ツバメの巣です

 巣立ちを待つヒナがたくさんいました
 なじみの(どうだか)

 グラタンのアミ 

 夏場は とんでもなく

 混んでいました
ここは26℃

こんなに日差しが強いのに

サラッと感じます
涼しいとは言えませんが

さすが 高原 という気が

してきます
 そしてこの先が 長野県境

 標高1374m地点です


 そしてJR最高地点の標は

 1375m地点

 だそうです
 たぶん最高標の踏切からの

 鉄路の眺め

 再び ハイブリッド車両と

 遭遇しました

 うわーずいぶん走っているのだ
ゴールデンウィークに

見学した 国立天文台
今日は 遠望だけです
そして 日本一標高の高い

JR 野辺山駅です 周辺には

日本一を売り物にする施設が

たくさんあります
 ガラスに映った 八ヶ岳が

 印象的でした

 ホームにも 日本一の標が

 あります
 ここから先は ずうっと

 下り坂 楽な旅路が

 待っています


 小海まで20km

 結構時間がかかりそうです
ここ141号線は 

高原を通っていることから

サラダ街道などと呼ばれています
 確かに高原野菜の販売所なんかもあり

 サラダ街道にふさわしい感じです

 この辺の国道は小海線から

 離れいているので また合えるのか

 少々 心配になります
 このあたりから 約3km

 急な下り坂が続きます

 写真を撮る閑がありません

 危ないので

 左により過ぎない

 右に出過ぎない

 気を使っての 下りが終わると
やさしい流れの 川がある

集落が 出迎えてくれます

海ノ口の町です
 小海線も 国道沿いに

 もどってきました
 着いたところは

 佐久海の口駅

 通称 海の口
近くに

温泉なんかも あるようですが

観光客は 少なそうです
 駅には誰もいません

 この先小諸の方に行っても

 電車の本数は無くなるため

 帰りの時間が読めなくなりそうで

 帰ることにしました 
 30分ほど 時間を潰すと

 列車が定刻でやってきました












3時間半かけてやってきたのに

列車に乗ったら あっという間です


その風景は

往きのフラッシュバックのように


車窓を通り過ぎていきます

天文台のパラボラアンテナ や

JR最高地点の石碑 も・・・







海の口駅で 慌てて乗り込んだ車両は 

風林火山のラッピングが施された 風林火山号でした 



夏場だけの観光かどうかは解かりませんが 野辺山から清里

そして

清里から甲斐大泉 一駅だけの高原列車の旅を体験する

バスツアーがあるようで この3駅間はとんでもない数の

観光客が 朝のラッシュアワーのように 乗ったり降りたり

普通のお客には かなり迷惑な感じがします 何とかできませんかね





でも ハイブリッド車両には乗ってみたかった