「てっぱく」とは鉄道博物館のことです

 今日のスタートは 大宮駅

 ここから JR東日本大宮

 総合車両センターに沿って

 北上すること 約1.5km

 途中に距離表示もあったり
 列車の パーツも展示してあったり

 JR東日本の 主力車両の解説も

 あったりして
 歩く人を 退屈させない

 いろいろな 仕掛けがあり

 1.5kmは @言う間に

 通り過ぎてしまいます
  
 歩くのが苦手な人は

 もちろん 埼玉新都市交通

 ニューシャトルがあります

 大宮から 一つ目の駅

 その名も 鉄道博物館で下車します
 10月14日は鉄道の日

 この日に開場したのが

 鉄道博物館 略して てっぱく
 開場間もないため

 行列は覚悟していたものの

 思い切り行列ができていました

 これは前途は多難だな
 もちろんこういうところですから

 その筋の人がいると思っていましたが

 いきなり ホームの放送を始める

 ヲタと呼ばれる人もいて

 周りは ドン引きでした
 やっとのことで 入場

 SUICAも使えるようですが

 カードを購入

 先ずは ヒストリーゾーンへ
 実車が展示されています

 150型蒸気機関車

 開拓号客車を牽引して
 北海道の 大地を 

 バクシンしたことでしょう

 でも 私の記憶よりずうっと

 昔々のことのようです
 続いては 近代

 ハナネフ22型式客車

 寝台特急 あさかぜの寝台車両

 2段なので A寝台ですか?
 クハ181型式電車

 上越線特急「とき」の内部

 皆さん新潟に帰省するようです

 網棚の上の荷物にはスピーカーが

 入っていて 当時の車内の様子を

 語っていました
 
 新潟に 到着



 いわゆる こだま型車両は

 昔の特急の花形で

 常磐線や東北本線でも

 使われていたようです
 貨物輸送の 花形

 ED75型式電気機関車

 力強いスタイルが

 頼もしく見えます
 他にもいろいろ

 私が子供の頃に見た

 そしてあこがれた 電車や

 汽車が展示されていました
 クモハ101型式電車(中央線車両)の

 台車を運転できるコーナーです

 ヲタクにはたまらない展示

 と 思います

 マスコンを操作すると

 台車の鉄輪が音も無く回転するのが

 感動的です
 C51型式蒸気機関車

 旅客列車の始まりの時期を

 彩った機関車です

 だと思います

 まあいい加減なことしか

 分かりません
コクピットも

人間的で ヲタクでなくても

ワクワクしてしまいます
コーナーのところどころには

昔の駅の様子を表した

展示も あります



右はキハ41000型式気動車

何でも初期のディーゼルカーではなく

ガソリンカーだそうです
1290型式蒸気機関車

機関車の下部も見ることが出来ますが

メカとしては案外あっさりしています
 下は転車台に乗ったC57

 普段は見ることが出来ませんが

 ターンテーブルは実際に

 回転するようです
ED40型式電気機関車

国産初の電気機関車で

碓氷峠を攻めたそうです

下部にアブト式の仕組みが

解るような展示があります
ターンテーブルが回転して

いるように見えますが

私が回って 写真を撮った

だけです ↓
 左は 唯一の 喫煙所

 今やJRもホームの片隅でしか

 喫煙が許されていません

 ここは完全に分煙されていますが

 愛煙家には 厳しい状況です
 ヒストリーゾーンの2階には

 年表なんかもあり ヲタクばかりか

 我々も欲しくなるような

 グッズが展示されています
 
 機関車のネームプレートや

 古い幻の列車の模型など

 いろいろあります
 修学旅行電車「ひので」の模型

 そして ネームプレート

 私も乗ったことがある「ひので」

 懐かしい です
 横にある ステンドグラスの壁

 このステンドグラスは

 子供達が描いた 鉄道に関する

 画を基にしているようで

 なかなかきれいです
 はてさてこの行列は? というと

 鉄道模型のジオラマを見るための

 行列なのです
 まだまだ来館者が多いので

 長いこと居座ってもらっては困る

 との理由で 15分ほどのショー

 形式で見せてくれるのです
 今のジオラマは秋の風情

 遠くの山が紅葉で染まっています

 ショーは始発電車から始まって

 新幹線 長距離列車 通勤電車

 そして 夜
 夜行列車に至るまで

 実に丁寧に見せてくれますが

 このように 階段型の座席からでは

 細部が解らず いささか興ざめ
 神田にあった交通博物館の

 ジオラマのように1日中見ていても

 誰も何も言わないようになるまで

 どれくらいの時間がかかるのでしょう
 ジオラマショーを見終わって

 外に出たら 眼下に大行列

 日本食堂が販売する お弁当を

 買うための行列のようです

 何分待たされるかわからないので

 お弁当を持っていったほうが良いです

 食べる場所は 結構あります
 ここもそのひとつビューデッキ

 上越東北新幹線とニューシャトルを

 間近に見ることが出来ます
 テーブル席では お弁当を広げている

 家族連れがいました
 ビューデッキの遠景

 下は エントランス



 右はノースウイング(別館)

 新幹線高架と在来線に挟まれて

 パークゾーンもあります
 パークゾーンには

 ミニ運転列車が走っています

 自分で運転出来ます

 200円で1時間半待ちです
 車両は 運行センターの指示に従って

 走行します 駅に停車したり

 退避線に入り 後続車を先に行かす

 こともあるようです 
 E2系ミニ上越新幹線

 本館とノースウイングを結びます

 200mちょっとを60分待ち

 遊園地のマメ列車よりは面白そう
お土産物売り場も

大行列 売り場に入るまで

相当待たされそうです

もちろん 私は並んではいません
 そのほかの目玉は シュミレーター

 新幹線や山手線 京浜東北線

 などがありますが

 一番人気は 蒸気機関車D51の

 シュミレーターでした

 東海道線で90分待ち
 帰りのコンコースには

 時刻表を模ったタイルが貼ってあります

 帰る人の寂しさを紛らわすためか?

 通路の横には D51もありました

 交通博物館の入り口にあった奴だと

 思います たぶん
 


やはり開館後一月もしないうちでは

どのイベントも 行列 行列 行列

まだまだゆっくり見ることは出来そうもありません

Teppa会員になって会費3000円払うと

1年間は 何回でも入場できるそうです

行く度に目標を決めて 体験するといいと思います

でも 遠くの人は そう何度も何度も行けないでしょう