都会の下町 世界遺産

今日のスタートはここ

駒込にある蕎麦屋の小松庵です

ドラゴン掲示板で話題沸騰のさくらそば

小松庵でも販売しているので

験に手繰ってみました

味はそこそこ旨いのですが

値段が少々高いのが 玉に疵

季節の話題として 賞味
 食後は本郷通りを南下

 六義園のつつじは来週から

 入園料がもったいないので素通り

 天祖神社のイチョウも新芽が

 輝いていました
本郷通りは前にも歩いたことがるので

裏道を攻めます

文京区のこの辺には寺が多いです

理由もきっとあるのでしょうが

区が建てている説明板には

肝心なところが抜けています
 吉祥寺の 枝垂れさくらも

 名残の輝きです
 呉服店のショーウィンドウ

 良く出来たネコの置物と思ったら

 動くではありませんか

 日向ぼっこを兼ねて

 客寄せをしているようです

 感心感心
裏道と言っても

車が通れるような道は狭く

路地と呼ぶような狭い道が

玄関先から家の横を通り

隣の家に繋がっています 

奥の家には駐車場なんかありません
古びた歴史のある家も多く残っています



新しい造りの家の塀に

猫のオブジェを発見

何の目的で置いたのか?

回り込んでみると この地は昔

夏目漱石が住んでいた

との説明板があったので納得
 今日の目的である

 根津神社のつつじ祭りは

 始まったばかり

 つつじの花も咲き始めたばかりで

 まだ祭りにはなっていません
観光客も少なく

縁日も 活気がありません
 庭園のつつじも

 咲き始めたばかりで

 寂しい限りです
 賑やかに花が咲いているのは

 植木屋の出店だけ

 皆さんこちらで

 つつじを堪能していました
 根津神社を後に 我が母校

 頭狂大学の前を通り

 本郷の町に戻ったところで

建物の間から

ものすごい物を見てしまいました



突然 私の眼を奪ったのは

巨大な建造物

こういうのは非常に興味があります

感動すら覚えます
 木造だし

 3階建てだし

 おんぼろだし

 未だ人が入居している

 ようにも見えます
 こうなると

 どんな建物か

 調べなくては

 気が治まりません

 あれこれ廻り込んで

 見ましたが
 手前の建物に邪魔されて

 全景を撮ることは出来ませんでした

 こんな分割撮りでも

 その迫力は 伝わると思います
 後で調べたところ この建物は

 本郷館と言って戦争にも焼け残った

 由緒正しい 歴史のある

 学生下宿で 現在も入居希望者が

 空き待ちでひきもきらないとのこと

 現在は世界遺産登録を進めているらしい
 さらに近くの

 古い和風の旅館

 外人の旅行客に人気なのでしょうか

 玄関先には 英語で書かれた

 歓迎ボードが出ていました
本郷の裏道は 面白い



その後歩いた菊坂下にも古い家並がのこり

樋口一葉が住んだと言われる家などもあり

文学散歩などをする人も

多く歩いているようでした
 菊坂は 本郷を貫く

 緩やかな 長い坂です

 それ以外に珍しいものは

 見当たりませんでした
どこまで行っても

変わり無い風景なので

戻ることにしました
遠くに 銭湯の煙突

この辺は下町と言っても

一山越えた上野や

浅草辺りと違って

落ち着いた雰囲気があります 
 樋口一葉も使ったと言われる

 井戸があるとのことでしたが

 この井戸ではなさそう
最初の目的が滑ると

なかなかフォローが出来ません

あても無く歩いていただけで

おやぢも歩けば

面白いものに当たる

的な今日の散歩でした








スタートとゴールが逆なら良かったのに お約束は無し