霊場山寺・立石寺

山形駅から仙山線で

約15分 降立った駅は

山寺駅です
駅名から想像すると

よほど山の中と考えますが

そんなことはありませんでした
駅の周辺には 

みやげ物や食事処

旅館に至るまで

たくさんの店がありました


山寺ホテル(右)はかなり古そう
山寺の立石寺には

あの(どの?)俳人松尾芭蕉が

有名な句を詠んだ

碑があるそうです
先ずは 山の麓の

根本中堂にお参り

旅の安全を祈願します
境内には

松尾芭蕉と弟子の曾良の

ブロンズ像と句碑

俳人芭蕉はどことなく

越後のちりめん問屋の

ご隠居の風貌でした
登山口には

山寺の案内図

山のてっぺんまで

階段が続いています
昔は修行の場であった

この山は 来る人を拒んで

いるかのようで

前途が危ぶまれます
山門の横で

入山料 300円を

払い 入山

石段が山の奥へと

続いています
修行の場には

切り立った

岩壁がそびえます

石段は さらに続きます
途中のせみ塚

この辺で 

あの句を詠んだのでしょうか?



岩に耳を押し付けると

蝉の声がかすかに

聞こえてくるではありませんか

そんなはずは無い と

注意を傾けると

本当の蝉が鳴いていました

早いですねぇ






 せみ塚の横には

 山寺名物 力こんにゃくのお店 

 テレビでおなじみの おかみさんは

 参拝客の人気者でした

 力こんにゃく 一本100円

 からしを付けていただきます

 良く味がしみておいしいです が

 低カロリーのため

 力が出る気がしません
歩荷のアルバイトのお兄さん

ジュースのカートンを5箱

背負子で担いで茶店まで

一日何回も上り下り

するそうです 
山岳部の学生さんが

トレーニングと実益を兼ねて

やっているそうですが

一日10K稼ぐこともあるとのこと

背負子は約30Kgあるそうです
最初に着いた所は

奥の院 階段の下にある

金灯篭は日本三大灯篭の

ひとつと言われています
 他の二つの大灯篭は わかりません


 奥の院の妙法堂は右側の建物

 左は 大仏殿です
大仏殿には

思ったより

でっかい阿弥陀如来像が

ありました

どこで造ったのか?
 華蔵院の横には

 三重小塔

 2メートル半の

 三重塔は岩の

 祠の中に

 建立されていました
重要文化財のため

厳重に管理されていますが

柵のおかげで 内部を

良く見ることが出来ません

次に目指したところは

五大堂です

五大堂に登る階段の下には

開山堂があります

開山堂横の(左)岩上にある

納経堂は

山内最古の建物です
山際の参道を

開山堂に向かいます
開山堂前から

振り仰ぐと

五大堂が目の前に

迫ってきます

内部は 八畳間くらい?

あまり広くはありません
ここからの眺望は

見事なものです

ここから見る絶景と 

吹き上げてくる 涼風で

麓から登ってきた 疲れも

いっぺんに消えてしまいます


展望台のようです
修行の岩場

煩悩のある行者が

何人も転落したため

一般の人は立ち入り禁止に

なっています

何せ 煩悩のかたまりだから
下山の途中にも

参拝者が

汗を流し 息を切らして

登って来ます

右は 弥陀洞(みだほら)

見る人によって 阿弥陀如来の

御姿が 浮かんでくるそうです
登山口にあった 左の看板

石段を一だん二だんと

降りて来たので 消えたはずの

煩悩が湧いてしまったようです

こうして皆さん 

俗世間に帰っていくのですね


立石寺本坊 落ち着いた佇まいです
ふもとにある

対面石

対面するのは

山寺全山 すごいですね

五大堂も下から見ると

小さく見えます
  いろいろなところの

  お寺にある

  「念ずれば花ひらく」の碑
ここにもありました

何かのキャンペーン

なのでしょうか?
山寺駅の

ホームの案内板は

立石寺仁王門の写真が

配されていて

とても ユニークです
再び 仙山線に乗って

山形駅に帰ります






今回の散歩は

ここまで です












前日の 番外編も お楽しみください